代表挨拶

田中電気研究所は、昭和24年に祖父である元通産省・電気試験所大阪所長を務めた工学博士田中貢が創業し、その後昭和38年12月17日に父である田中登が株式会社として設立いたしました。

また、当社の主力事業所である栃木県那須烏山市の烏山工場は従業員凡そ30名ですが、昭和53年に世田谷から移ってきて以来、現在は100%地元採用によって運営しております。

人命を預かる大変重要な放射線測定器の製造を昭和45年から行なっており、先般の東日本大震災後の福島原発事故では多数の放射線測定器を製造し、富士電機(株)殿の製品としていち早く栃木県へ納入し、福田富一栃木県知事からのお礼に続き、平成25年11月19日には工場視察をして頂きました。

自社製品としては、煙突からの煤塵の連続測定器「ダスト濃度計」のトップメーカーを目指し、国内電力会社の火力発電所、高炉製鉄所、製紙工場、セメント工場、ゴミ清掃工場などへの納入を進めております。

その他、(公社)世田谷工業振興協会のメンバー5社で有限責任事業組合(LLP)「ソーラーJPT」を結成し、災害時に避難場所へと誘導する 「災害時避難誘導塔・地域防災のシンボルタワー AE-TOWER (会えたわ~)」を開発製造しております。

当社の経営理念である多方面への展開によるリスク分散は「狡兎三窟経営」として、社員に伝わる教育を行いながら、新たな分野への展開を継続して行なっております。

 

2019年1月 株式会社 田中電気研究所
代表取締役社長 田中 敏文

 

社是

誠・和・魂(せいわこん)「以誠接人、以和計事、以魂貫志」

毎朝の朝礼の時、社員全員で唱和している言葉です。

わたくしは今日一日・・・

・受け持った仕事を成し遂げることで“誠”を表現します。

・同僚とのチームワークを良くすることで“和”を表現します。

・困難なことを乗り越えるファイトで”魂“を表現します。

 

経営方針

1.止足の戒め:足るを知れば辱められず、止るを知れば殆うからず(老子)

この言葉は「自分の利益を追求しようとするなら、可能な限りまわりの人々の利益と折り合いをつけるように配慮しなければならない。自分ひとりの利益だけ追求していたら、ろくな結果にはならない」という意味です。
この言葉を知ってから20年程経って、ようやく実践する方法が見つかりました。それは、顧客との直接取引を転換し、専門商社を窓口として利益の分配をすることで全国展開を進めることです。専門商社の営業マンに当社から技術教育を行なうことで、全国に営業マンを配置できます。商社の全国支店からの営業活動を活発化することで、熊手の様に顧客を増やすことが可能になります。当社は営業間接要員を増やさない代わりに、製造・技術要員を増強することにより新規開発製品を生み出す環境をつくることが出来ます。
このような事が出来るのも、現在定常的に仕事をいただいているお客様に対して、従業員が一生懸命に対応しているお陰です。

 

2.狡兎三窟(こうとさんくつ)

中国の戦国時代、斉国宰相の孟嘗君(モウショウクン)と参謀の馮驩(フウカン)との故事を出典とする四字熟語で、「賢いウサギは3つの隠れ穴をもって危険から身を守る」ことから、身を守るために、いくつかの避難場所や策を用意するという意味を持ちます。
賢いウサギが逃げ穴を3つ持つように、当社の場合では最低5つは違うフィールドの仕事をして危険分散をしていきたいと考えています。